旭川高専

E-本 -動くデジタルえほんから始める知育-

チーム名
北国のデジタルふぇありーず
このプランのビジネスプラン概要
▲ 画像をタップで拡大してご覧いただけます。

このプランを思い付いた背景

現在,スマートフォンやタブレット等の普及と各種動画サイトの発展により,絵本を読む機会が大幅に減ってきている.絵本は,絵と限られた文字情報から,物語を連想し創造する力を養う知育に大いに寄与すると言える.動画という動くものになれた子供でも興味を持つことができる動く絵本を実現することで,従来の絵本と同等以上の効果で子供の創造する力を養うことができると考え,このプランを考案した.

このビジネスプランは、「誰が」「どこで」「どんな風に」提供するのですか?

本プランは,動くデジタルえほん「E-本」をスマートフォンやタブレット等のモバイル端末で動作するアプリとして,利用者に提供する.アプリは,モバイル端末OS用アプリ公開サイトのGoogle PlayとApp Store経由して提供する.

このビジネスプランで提供できる商品・サービスは何ですか?

動くデジタルえほん「E-本」を提供する.「E-本」は,スマートフォンやタブレット等のモバイル端末で動作するアプリであり,「作成機能」,「閲覧機能」,「プラットフォーム機能」の三大機能から構成される.また,「作成機能」には,AIによる作成をアシスタントする機能,「プラットフォーム機能」には,AIによるコンテンツを審査できる機能を付加することで,誰でも安心して使えるアプリとなっている.

このビジネスプランは、どのような社会課題を解決できるもの(またはお客様のニーズに応えようとしているの)ですか?

本プランの動くデジタルえほん「E-本」により,創造力を持った子供を育成することで,外貨を稼ぐことができる創造力を持った人財が不足している日本社会の課題を解決できる.さらに,子供の「動くものに興味がある」,保護者・教育者の「創造力を持つ人になって欲しい」という両ニーズを解決するためのビジネスプランである.両者のニーズを満足でできるコンテンツは,これまでの動画や絵本では実現できていない.

すでに存在する類似商品やサービスはありますか?ある場合、それらと比較して優れている点を教えてください。

本プランと類似する商品やサービスは,存在していない.そのため,私たちが,本プランにおいて,フロントランナーとして,活躍することができる.

サービス対象はどんな人・組織ですか?そこに対する宣伝・営業・販売方法について教えてください。

本プランの対象は,子供の持つ保護者,子供の個人および,図書館,子供を教育する幼稚園,保育園,小学校の組織を想定している.
個人向けには,週末のショッピングセンター等でのキャンペーン,組織向けには,地方の図書館や小学校,教育に熱心な幼稚園や保育園に直接出向き,宣伝と営業を実施する.販売方法は,アプリをGoogle PlayとApp Store経由で公開し,アプリ内課金の形式で料金を徴収する.

このビジネスプランで起業する場合の課題は何だと考えますか?

現状の一番の課題は,資金がほぼ無い点であると考えています.これまでの開発には,自前で持っているPCやスマートフォンを用いていますが,動作検証端末の数が足りていません.そのため,開発に必要な端末を購入する費用が足りていない点が課題であると考えている.その課題を本サミットで得ることが賞金および人脈を活用することで,解決したいと考えている.