ソーシャルドクター部門

~実感から学ぶ新時代の言語学習~ LanguSophia(ラングスフィア)

チーム名
LanguSophia
高専名
熊本高専 熊本キャンパス
このプランのビジネスプラン概要
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このビジネスを行うことによって解決したい顧客の課題(社会課題)は何ですか?

1「実際外国語を話すときに何も出てこない」といったような「覚えようとしても覚えられない」「学んだ知識を使えない」という課題。
2「言語学習をしたいと思い立ったが、何から始めればいいのかわからない」「局所的なツールが多くて、多種類を使わなくてはならない」という課題。
3相手の文化が理解できず、相手の言語を話しても、外国人とのコミュニケーションがうまくいかないという課題。

このビジネスの顧客はどんな人・組織ですか?特に最初に顧客になるのは誰ですか?

自分のスキル・キャリアの向上を目指す現役世代.。会社を退職して、新しいことを始めたい・海外旅行に行きたいと思っている60代の人。歴史や社会、文化や芸術に関心があり、その追及のため言語を学習したいと考えている人。
よりアカデミックで体系的な知識を学習し、海外でも通用する実力を身に着けたいと考えている高校~大学院生はスマホで学習することに抵抗が無く、学習意欲が高いため特に最初の顧客になると考える。

このビジネスを行うことで提供したい独自の価値は何ですか?

LanguSophiaの強みは、学習者が母国にいても、毎日更新される身近な最新ニュースや、学習者の興味を引く文化的、歴史的な出来事などを通して、その言語、特に単語が使われる強い実感やイメージをもとに学習を進めること。この強みによって、より早い知識の定着と「実際に使える言語力」を提供するとともに、歴史や文化への理解を深め、世界で通用する「異文化理解力・適応力」を同時に育むこと。

このビジネスで提供する製品・サービスは何ですか?

AIを用いて単語・文法・発音・リスニング・会話等の個々の要素の学習メソッドを体系的に提供し、0から始められる語学学習アプリを開発・リリースする。ゲーム形式や成長を実感できるレベルチェック形式の学習を提供し、徹底して学習者の興味や関心のあるコンテンツを単語からリスニングまで全体を通して利用することで、継続しやすく、強い具体的なイメージをもって学べる環境を提供する。また文化についての理解を深める。

その製品・サービスは、例えば「誰が」「どこで」「どのように」提供するものですか?

運営企業がアプリの開発、AIの学習などを進め、アプリとしてリリースし、ウェアラブル端末を持つすべての人を対象として、サブスクリプション形式で提供する。

すでに存在する類似製品やサービスはありますか?あるならばそれらと比較して圧倒的に優れている点を教えてください。

Duolingoと比較した強み:例文ではなく、現実社会の英語から学べるため、印象への残りやすさが桁違い。
レシピーと比較した強み:英語資格試験に必要な知識だけでなく、文化や歴史など、「言語を使いこなす」ために必要になる複合的な知識も身に着けられる。一から英語を学ぶ人にもやさしい。
Mikanと比較した強み:単語だけでなく、そのほか必要な文法や発音などの知識も体系的に学べる。記憶に残りやすい。

全体を振り返って、このビジネスプランを思いついた背景と課題解決に向けた思いを教えてください。

高専に入学して言語学習に取り組んでから、様々な方法を試し言語学習に励んできた。その中で感じた、記憶の定着に必要な「強いイメージ」と言語を「使える」ようになるために理解する必要のある歴史や文化、現代社会の様子を統合的に知ることができる学習プラットフォームを作りたいと感じたから。日本人の言語学習の問題をAIを用いて解決し、日本人が世界で活躍できる未来を作りたい。