群馬高専
ドリキャン
- チーム名
- スタディーネットワーク
このプランを思い付いた背景
SNSで偶然キャリア教育についての投稿を見たのがきっかけだった。私の考えるキャリア教育は「その人自身の将来のビジョンを長い目で考える教育」である。しかし、実際は受験や就職などにに集中してしまい、長い目でキャリアを考えることが難しくなっているのではないかと考えた。そこで、専門家などに話を伺うことで、自身の将来像を考えてもらう。そのためにそのようなサービスをおこなえるソフトウェアを考えた。
このビジネスプランは、「誰が」「どこで」「どんな風に」提供するのですか?
キャリアコンサルタントや社会人、大学生などが高校生に対してキャリア教育についてのコンテンツをオンラインで提供してもらうプラットフォーム的な役割をする。
このビジネスプランで提供できる商品・サービスは何ですか?
高校生へのキャリア教育を目的としたソフトウェアを作成し、サブスクリプション方式で提供する。主な機能としてキャリアコンサルタントと呼ばれる国家資格保持者との1対1でのチャット、または通話形式での会話機能、大学生、社会人とチャット形式で会話できる機能、大学や塾などが製作する動画などによる学習コンテンツプラットフォームを備える。キャリアコンサルタントや社会人には学生の支払った料金の一部が支払われる。
このビジネスプランは、どのような社会課題を解決できるもの(またはお客様のニーズに応えようとしているの)ですか?
高校生は自身のキャリアを考えるツールとして活用することができる。キャリアコンサルタントにとってはその資格の価値を大きく上昇させることができる。また、社会人も高校生と話すことによって自身に報酬が手に入る。大学や塾にはコンテンツを提供してもらうことで塾や大学の知名度が上がり、結果として宣伝効果につながる。そのため、このシステムにかかわる全員が何かしらのメリットがあると考えられる。
すでに存在する類似商品やサービスはありますか?ある場合、それらと比較して優れている点を教えてください。
キャリアコンサルタントを活用して高校生に対しての1対1でキャリア教育を行うシステムは現状存在しない。事業としては一般社団法人キャリラボというものが存在している。しかし、キャリア教育に関する動画の制作や高校生向けのセミナーを開催しているが、深くかかわっている形ではない。また、株式会社すみかがcanauという社会人と高校生の交流イベントを開催している。しかし、地域的なものであり全国展開に至っていない。
サービス対象はどんな人・組織ですか?そこに対する宣伝・営業・販売方法について教えてください。
最初の直接的な提供者は高校生に向けている。また、このシステムには企業の採用情報や大学の入学情報などを掲載するタブを作ることで企業や大学からも収益を上げることができる。宣伝方法としては主に高校生の利用者が多いインスタグラムへの広告を中心としたSNSマーケティングと全国の学校などに周知することで様々な高校生に身近に感じてもらうことでより興味を持ってもらう。
このビジネスプランで起業する場合の課題は何だと考えますか?
キャリアコンサルタントや社会人への人件費がかさみ、利益率が落ちてしまう。
→市場自体が大きくかつ継続的な収益を上げることが可能であるため利益率を上げるよりも、顧客数を増やすことでカバーする
キャリアコンサルタントや社会人が膨張した場合、また学生の登録が予想を超えて拡大した場合
→前者は登録人数が大きくなりすぎた場合に登録制限を設けることで解決する。後者はキャリアコンサルタント側に最大担当数を設ける