苫小牧高専

吃音の人に発表の場を

チーム名
Boothetic
このプランのビジネスプラン概要
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このプランを思い付いた背景

吃音とは、言葉が出てこず沈黙したり、逆に同じ言葉を何度も繰り返してしまったりする言語障害。吃音で悩んでいる人は世界中に多くおり解決策はまだないため、 吃音当事者の自分がほしいと思う商品を構想した。
吃音でも、囁き声であれば吃音が出づらい。囁き声での発声を認識し、自分の声の合成音声で、出力してくれる発声補助装置があれば吃音による日常会話やプレゼン等をする際の緊張やストレスを緩和・解消できると考えた。

このビジネスプランは、「誰が」「どこで」「どんな風に」提供するのですか?

開発者(自分たち)が、インターネットを通じて、ネット通販または店舗で、提供する

このビジネスプランで提供できる商品・サービスは何ですか?

利用者の囁き声による発語を音声認識する、取り付け式の専用マイクと、そのデータをクラウド上で処理して普通の声(利用者の合成音声)として出力するスマホのアプリ。具体的には、マイクにより囁き声の子音を認識し、また、口の動きから母音を読みとる。その組み合わせで発生された言葉を予測する。アプリでは音声処理と出力に加え、吃音者同士の交流機能(掲示板、イベント開催等)も搭載する等、心理的なサポート機能もつける。

このビジネスプランは、どのような社会課題を解決できるもの(またはお客様のニーズに応えようとしているの)ですか?

吃音が困る理由として以下の例が挙げられるが、発声補助装置により話すことへのハードルを下げ、日常で感じるストレスを緩和できる。なお吃音者は100人に1人いる。
・自分の正体、要件、意見等を言いたい瞬間に、思った通りに話せない。
・相手からふざけていると思われたり、あるいは相手を不快にさせてしまっていないかと不安になったりする。
・吃音の治し方はまだみつかっていないため、一生向き合って行く必要がある。

すでに存在する類似商品やサービスはありますか?ある場合、それらと比較して優れている点を教えてください。

類似商品はありません。

サービス対象はどんな人・組織ですか?そこに対する宣伝・営業・販売方法について教えてください。

対象は吃音話者である。同様のサービスが未だないことから、利用者側が抱く不安を解消するために、最初の数分無料という形でお試しをしてもらい、商品が利用者のニーズに合っていれば購入してもらう。また、アプリは月480円で利用できるというサブスクリプション方式をとる。なお、初めの半年ほどは発売記念セールとして、専用マイク半額かつ、アプリのサブスク料金は無料で売ることで、1年目から安定した売上量が期待できる。

このビジネスプランで起業する場合の課題は何だと考えますか?

吃音者にとって依存性が高い機器なので、あくまで補助的な機能に留める必要があるところと、故障時の対応・素早い交換、競合商品が出た際の対抗策などがある。

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