阿南高専

EurekaNow 交流,コワーキングスペースの利用を最適化

チーム名
EurekaNow
このプランのビジネスプラン概要
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このプランを思い付いた背景

徳島市には学生や社会人が交流できるEurekaというコワーキングスペースがある。私たちはここでいつも交流や共同作業を行う。ここには人が少ない時間に来ると、その価値を享受できないデメリットがある。なので、私たちは誰がいるのかを友人や管理者に聞いてから行くことが多い。だがこれには手間がかかり、特にまだ馴染めていないライトユーザーだと容易ではない。なのでこれをアプリ化することで利用を促進しようと考えた。

このビジネスプランは、「誰が」「どこで」「どんな風に」提供するのですか?

EurekaNowをSaaSのような形で、交流スペース及びコワーキングスペースに提供する。また、利用者のスマホを検出するための小型のBLTビーコンを設置する。新規利用者はスマホアプリをインストールし、利用者登録をすることで、本サービスの利用を開始する。また、管理者のGoogleDriveとも連携する。今まではGoogleFormを介して利用者履歴を取得していたたが、これを本システムで自動的に行う。

このビジネスプランで提供できる商品・サービスは何ですか?

アプリを開くと、交流スペース、コワーキングスペースに誰がいるか確認することが出来る。また、利用者はプロフィールを設定することができ、アプリから他人のプロフィールを確認することが出来るので、仕事相談や交流など様々な目的に応じた利用が出来るようになる。また現在のEurekaでは、利用者は入退室時にGoogleFormに毎回記入しなければならずとても不便だったが、これをシステムによって完全に自動化する。

このビジネスプランは、どのような社会課題を解決できるもの(またはお客様のニーズに応えようとしているの)ですか?

利用者が交流スペースに訪れた際、知り合いなどがいないと場に馴染み辛いと感じる。この不安を本アプリで確認できるようにすることで解消する。また、近年増加しているコワーキングスペースでは、様々なビジネスパーソンのコミュニティを生み出す場として期待されている側面、単なる作業スペースとなり利用者同士の交流が少ない短所がある。よってコワーキングスペースを交流の場として運営したい組織のニーズに当てはまっている。

すでに存在する類似商品やサービスはありますか?ある場合、それらと比較して優れている点を教えてください。

コアスペースというカレンダーアプリで予約を可能にし、コワーキングスペースを無人運営できるものがある。目的はコワーキングスペースの運営コストを下げることである。私たちはコワーキングスペースを単なるレンタル作業スペースとしてでは無く、交流の場として推進することを目的としている。当サービスは誰が交流スペースにいるか、そのプロフィールまで確認することができ交流の場を生み出したいニーズに応えることができる。

サービス対象はどんな人・組織ですか?そこに対する宣伝・営業・販売方法について教えてください。

本システムは交流スペース及びコワーキングスペースであるEurekaをペルソナとして開発を進める。なので販売先はそれに似た個人、法人、行政が抱える交流スペースやコワーキングスペースである。営業は電話や、直接営業である。また、本サービスのホームページも作成し、ネットからの申し込みも可能にする。初期費用+サブスクリプション型のSaaSとして販売する。

このビジネスプランで起業する場合の課題は何だと考えますか?

コワーキングスペースや交流スペースは、それ自体が収益の大きいビジネスでは無いので、マーケットがあまり大きくない。なので、高い利益をとることは難しい。また、Eurekaのように交流をより活発にしたいと考えているコワーキングスペース運営組織がどの程度いるのかが定量的に測れていない。また、システム開発をIoT研究室で検証を進めながら行うが、コスト面などで難しい部分が出てくる可能性がある。