沼津高専

ロビオトープ -自分好みのビオトープでロボットと共に植物を育てる-

チーム名
MIG
このプランのビジネスプラン概要
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このプランを思い付いた背景

電子機器に触れる時間が長く無機質な現代の生活の中で、園芸やキャンプを通じて自然に触れたときに安心感や解放感を感じた経験が、本プランを思いついたきっかけです。大自然に身を置くことは難しくとも、植物と触れ合い自然とのつながりや自然のサイクルを感じることで、日常にゆとりや安らぎを提供したい、そこに高専生の強みであるITを加え、今までにない体験やワクワク感を提供したいという思いでこのプランを考案しました。

このビジネスプランは、「誰が」「どこで」「どんな風に」提供するのですか?

参加メンバーで起業し、ネットショップによる無店舗販売型の事業を行おうと考えています。具体的には、センシングにより生育を手助けするスマートプランターと、自分好みにビオトープをカスタムできるモジュールを販売する予定です。創業期には受注生産方式で販売し、成長期には量産体制の整備、見込み生産を行おうと考えています。また、安定期には製品のラインナップ拡充やオフライン広告によるパイ拡大を図ろうと考えています。

このビジネスプランで提供できる商品・サービスは何ですか?

本プランは、自分好みのビオトープをデザインし、ロボットと協力して植物を育て、収穫し、食べることができるシステム、「ロビオトープ」を提供します。水分量や光量をセンシングするスマートプランターを一つのユニットとし、それらを組み合わせることでユーザーが思い描くロビオトープを作ることができます。また、各プランターの情報をロボットがユーザーに伝えることで、ロボットと共に植物を育てるという新体験を提供します。

このビジネスプランは、どのような社会課題を解決できるもの(またはお客様のニーズに応えようとしているの)ですか?

本プランは、子どもと一緒に何かをしたい、食育や情操教育に興味があるといった家庭のニーズに応えます。例えば両親がロビオトープの状態を確認し、子どもに水やりや収穫を任せることで、コミュニケーションの創出や食育が可能です。また、ロビオトープのデザインによる創造力の涵養、植物が育つ仕組みに関する科学的な好奇心の刺激、センシングに関する技術的な興味の萌芽等、STEAM教育的な効果も期待できると考えています。

すでに存在する類似商品やサービスはありますか?ある場合、それらと比較して優れている点を教えてください。

類似製品としては、iDOO社製を始めとする水耕栽培キット、PlantsIO社のスマートプランターIvyが挙げられます。これらの製品との比較における本プランの優位性は、プランター同士の連結により自分好みにロビオトープをデザイン・アレンジできる点、ユーザーが望む頻度で苗床の定期便を提供する点、HPの運営を通じてレシピ等のコンテンツを提供することでより良いユーザー体験を提供できる点にあると考えています。

サービス対象はどんな人・組織ですか?そこに対する宣伝・営業・販売方法について教えてください。

子どもへの食育や情操教育に関心を持っている家庭を対象としています。宣伝は主にオンライン広告を行い、実際の使用感や設置時の様子をイメージできる映像をSNSや自社HPに掲示し認知度の向上を図ろうと考えています。さらに、製品をカフェやレストラン等に設置してもらうことで、見込み客への認知度向上も行おうと考えています。また、家庭に限らず同様のニーズをもつ幼稚園や小学校もサービス対象になり得ると考えています。

このビジネスプランで起業する場合の課題は何だと考えますか?

大きく分けて三つあると考えます。一つ目は宣伝に関する課題です。広告にかけられる費用が少ないため、リード獲得や認知度上昇が難しいことが予想されます。二つ目は技術的な課題です。栽培に必要な防塵・防水性の確保や、増設されたプランターとロボット間の通信が課題になると考えています。三つ目はデザインに関する課題です。ロボトープの世界観に溶け込む様なロボット、モジュールの設計という点に課題があると考えています。

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