鈴鹿高専

化学への敷居をさげる!3Dプリンターで分子構造や結晶構造を作る!

チーム名
OIKIN
このプランのビジネスプラン概要
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このプランを思い付いた背景

なぜ化学に苦手意識を持つのだろう。化学に対して苦手意識を持っている中高生は多いと思う。化学を学ぶものにとって結晶構造を理解することは学問を理解する上でとても大切なことだ。わたしたちは教科書という二次元上でしか、その構造を見ることしかできない。模型を作ることによって、三次元で構造を理解することができ、更なる高等教育機関の発展につながるのではないかと思い、この起業を決意した。

このビジネスプランは、「誰が」「どこで」「どんな風に」提供するのですか?

私たちが鈴鹿高専の創造工房で設計・開発をし、外部の応援企業に委託することで製作してもらい販売する。主に高等教育機関、または個人に向けて販売する。また、カプセルトイとして一般向けに提供することも視野に入れている。

このビジネスプランで提供できる商品・サービスは何ですか?

高等教育機関の授業で実際に触れてもらうための大きい結晶構造の模型。小児向けの結晶構造や分子構造を再現した積み木やパズルと、それによる幼少期から化学教育の土台の提供。カプセルトイとして提供できるほどの小さいサイズの分子構造や組み立て式の結晶構造の模型。

このビジネスプランは、どのような社会課題を解決できるもの(またはお客様のニーズに応えようとしているの)ですか?

教科書やタブレット端末などの平面では想像しにくいものを実際に手にとって360°どこからでも観察できるようなものを製作することにより、立体的に考えることのできる想像力の構築の手助けとなる。また、それらに幼少期から触れていただくことで教育水準の底上げにつながる。さらに、カプセルトイとして提供することで、化学に興味を持たない人にも触れてもらう機会を増やし化学という学問への敷居を下げることができる。

すでに存在する類似商品やサービスはありますか?ある場合、それらと比較して優れている点を教えてください。

類似商品として結晶構造を自分の手で作り上げることができる商品がある。私たちが実際にその商品に触れ感じたことは、作れるのはあくまで簡単なものでブラベー格子ですら作れないものがあった。この企画では、3Dプリンターを用いることでその問題をクリアしている。さらにその商品よりも安く提供することができるという利点がある。

サービス対象はどんな人・組織ですか?そこに対する宣伝・営業・販売方法について教えてください。

サービス対象としてまず挙げられるのは高等教育機関である。特に高専に対しては先生方の人脈を用い、他高専に販売しに行くことができる。また、高校への販売も視野に入れている。ほかには、個人もサービス対象である。YouTubeなどのSNSを駆使することで宣伝し、通販サイトで販売する。

このビジネスプランで起業する場合の課題は何だと考えますか?

大きな課題として、製品の製造をほかの企業に応援していただく形をとっているため、連絡に二層構造が形成されている点が挙げられる。また、3Dプリンターの欠点として大量生産に向かないという性質がある。そのため想定を上回る需要が発生した場合に供給が追いつかない可能性がある。

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