ソーシャルドクター部門

動物保護活動SNSの開発

チーム名
リンクリン
高専名
福井高専
このプランのビジネスプラン概要
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このビジネスを行うことによって解決したい顧客の課題(社会課題)は何ですか?

近年コロナ禍により、ペットを飼う人の割合が増加している。それに伴い、迷子や野放しによる、保護猫・保護犬も増加し、殺処分される動物が急激に増加している。これらの問題を受け、ペットを身近に感じられるから現代人であるからこそ、動物を守る活動が不可欠であると感じた。このアプリの開発により、今後ペットを迎え入れる選択肢として保護動物を身近に感じたり、動物を大切に思ってもらったりするきっかけに繋がると考える。

このビジネスの顧客はどんな人・組織ですか?特に最初に顧客になるのは誰ですか?

顧客として、動物が好きな人を全般的にターゲット層として、家族や30代以降の家庭(ペットにとって不自由なく生活出来る家庭)とする。しかし、SNSを基調としているため、保護猫や保護犬に興味のある人や、既にペットを飼っている人もアプリを利用でき、ショッピングや地域の保護動物活動を拝見することができる。特に、保護活動を行っている団体にとってもトレード的な関係を築くことができると想定される。

このビジネスを行うことで提供したい独自の価値は何ですか?

自分のプロフィールを、ペットに設定することが出来るため、アプリでつくられたIDを記載しておけば、ペットの迷子探索装置になること。チャット機能では、迷子のID検索にて保護者の特定や、ペットシッターの依頼ができる。また、経営側の視点から、動画投稿機能により、ペット動画投稿で可愛い保護猫・保護犬を拝見することができ、広告として提携すれば、広告料として収入源を確保することができる。

このビジネスで提供する製品・サービスは何ですか?

アプリにIDを記載することで、ペットの首輪に保護者の個人情報を載せずに、迷子捜索が可能になること。地域の保護団体によるイベントの開催を公に公開することができる。実際、新聞やチラシでの広告が多く、若い層へのアプローチには弱い。そのため、SNS発信による保護活動のアピールは団体側やユーザー側の両方から魅力的だと考えた。

その製品・サービスは、例えば「誰が」「どこで」「どのように」提供するものですか?

ペットが迷子になった時の情報源や、これからペットを迎えようとしている人へのアピールに繋がる。保護猫や保護犬を身近に感じることで、保護動物の偏見を無くしたり、小さな命を大切に思ってもらったり、様々な心境の変化が生まれると考える。

すでに存在する類似製品やサービスはありますか?あるならばそれらと比較して圧倒的に優れている点を教えてください。

ペットをターゲットとしたSNSアプリは何件か開発されている。しかし、今回私たちがターゲットとするのは、保護猫や保護犬であり、保護動物を対象としている。コンセプトとして圧倒的に違うのは、ペットを守るであり、迷子の動物を探す道具にもなり、動物の命を重んじるきっかけにもなりうるサービスとなること。

全体を振り返って、このビジネスプランを思いついた背景と課題解決に向けた思いを教えてください。

コロナ禍によるペットの増大や、近年の災害時の動物保護活動の増加に伴い、ペットを飼う上での責任の重さを再認識した。これからペットを迎え入れようと考えている人や、今現在ペットを飼っている人に、その責任について考える機会を与えたいと考え、動物の保護活動を中心としたプロジェクトを考案した。小さな命を守る活動として、このアプリケーションが、その一助になることを祈っている。