福井高専

Relife -新型コロナウイルスによる嗅覚及び味覚障害の解決-

チーム名
Relife
このプランのビジネスプラン概要
▲ 画像をタップで拡大してご覧いただけます。

このプランのクラウドファンディングページはこちら

このプランを思い付いた背景

近年、新型コロナウイルスの脅威は収まりつつありますが、「後遺症」という確かな課題を残しています。現在、後遺症を発症している人は全体の35%と言われており、その中でも嗅覚障害は28%、味覚障害は25%の人が発症しています。ビジネスプランの名称である「Relife」には、「生き返る、~し直す」といった意味がありますが、このデバイスを通じて「もう一度、後遺症のない生活を取り戻すこと」が私たちの願いです。

このビジネスプランは、「誰が」「どこで」「どんな風に」提供するのですか?

このビジネスプランは、嗅覚及び味覚障害を患ってしまった方に、本デバイスがミストを放出することによって、嗅覚障害の緩和・改善が期待できます。嗅覚障害を患ってしまうと、料理の匂いや味を感じづらくなり、さらに火災などの緊急事態に気付くのが遅れてしまう可能性があります。このような問題を解決するために、本デバイスをご家庭の寝室やリビングに置いておくことで、無意識のうちに嗅覚障害の緩和・改善を提供できます。

このビジネスプランで提供できる商品・サービスは何ですか?

このビジネスプランで提供できる商品は、きのこの形を模倣した加湿器型のデバイスです。自動的に音声センサが咳に反応して、胞子のようにミストを放出するため、日常生活の中で無意識でのリハビリが可能です。また、レモンやユーカリ等の香りを用いた嗅覚障害を改善する「嗅覚刺激療法」及びアロマテラピーを用いて、抗ウイルス作用、鎮静作用による後遺症の改善及びリラクゼーション効果が期待できるサービスを提供します。

このビジネスプランは、どのような社会課題を解決できるもの(またはお客様のニーズに応えようとしているの)ですか?

近年、新型コロナウイルスの脅威は収まりつつあるが、新型コロナウイルスによる後遺症が課題として残っています。本ビジネスプランは、レモン、ユーカリ等の様々なにおいを自動的に発するデバイスで、嗅覚障害に悩む人を後遺症のない生活へ戻すことに貢献します。また、後遺症が改善された後にもリラクゼーション効果のある商品としてそのまま使用できることで様々なニーズにも対応が可能であると考えております。

すでに存在する類似商品やサービスはありますか?ある場合、それらと比較して優れている点を教えてください。

コロナウイルスの後遺症を緩和するデバイスとして除湿器は数多く存在しますが、加湿器の試みは今までにないため、新規性があると考えられます。また、本デバイスが優れている点にディープラーニングを用いた咳の自動判別機能を搭載している点が挙げられます。音声センサにより咳や声を認知し乾いた咳と湿った咳等の「咳の種類」を学習させることにより、ミストの噴出量やタイミングを調整し,各症状に最適なケアが可能となります。

サービス対象はどんな人・組織ですか?そこに対する宣伝・営業・販売方法について教えてください。

サービス対象は、嗅覚障害の後遺症に悩む人です。ただ、これでは対象層が広いため子供の後遺症について心配する親にフォーカスを当てています。広告方法は、ホームページや、web広告、サービス対象が多く利用する保育園や病院などでの広告展示を検討しています。販売方法はオンライン通販による販売を考えており、その販売内容は、デバイス本体とアロマボトルです。また、アロマボトルはサブスクリプションを検討しています。

このビジネスプランで起業する場合の課題は何だと考えますか?

本商品は現在プロトタイプの段階であり、完成品がまだ製作されておりません。そのため、設計通りに製品を実現できるかが最大の課題です。さらに、製品が後遺症回復にどれだけ寄与できるかを調査し、本デバイスの効果を確認することも課題として考えています。そのため、試作と試験を繰り返し、後遺症に悩む人々の一助となる製品の開発に努めたいと考えています。

このプランのクラウドファンディングページはこちら