木更津高専

農家バイト体験アプリ!~クエストを達成して野菜をゲット!~

チーム名
パワー系高専生
このプランのビジネスプラン概要
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このプランを思い付いた背景

農家さんへと一週間のインターンに伺った際、労働環境や廃棄野菜など、そこで得た情報は非常に新鮮で有意義なものでした。
しかしながら立地や拘束時間によって、そのすべてをそのまま多くの人に共有するというのは難しいものです。
そこで、農家さんや農業関連企業への興味関心を引くことを目的とした「手軽にスマホでできる農業体験アプリ」によって、あの体験を少しでも共有したいと考えました。

このビジネスプランは、「誰が」「どこで」「どんな風に」提供するのですか?

このサービスの表層に見える様子としては次の通り。
ユーザーは「農業バイト体験アプリ」の簡単なクエストをクリアすることによって、「訳アリ野菜」を無料で手に入れることができます。
そのクエストの題材やテーマについてを農業関連企業に対して売り出し、宣伝・広告の場とします。
この二つのメイン機能によって、後述の社会課題の解決と、同時に長期的な運用を目指します。

このビジネスプランで提供できる商品・サービスは何ですか?

このプランで提供できるものは次の通りです。(括弧内に提供対象)
1. 通常廃棄されてしまうような、見た目の良くない野菜の供給場所(社会)
2. 無料で手に入る野菜(客)
3. 農業に関する知識(客)
4. 高い効果を持つ宣伝・広告の場所(企業)
ユーザーが意欲的に取り組む内容に広告を組み込むことで、臨場感の演出や、深い理解を促すことのできる非常に価値のある広告になります。

このビジネスプランは、どのような社会課題を解決できるもの(またはお客様のニーズに応えようとしているの)ですか?

解決したい課題は次の通りです。
1. 廃棄野菜の削減
2. 農業に対する興味関心の薄さ
3. 農業における化学薬品、文化、機能等に対する理解の浅さ
1,2を解決するためには、企業に価値を感じ、参入してもらう必要があります。
企業の製品や様子をわかりやすく伝えることのできる場を作り出して売る。これによって問題の根本解決に不可欠な長期的なサービス継続が可能になります。

すでに存在する類似商品やサービスはありますか?ある場合、それらと比較して優れている点を教えてください。

調査した農業体験関連のサービスは次の通りです。
1. 農業体験マッチング
2. 1day農業体験
3. スマート農業体験
4. 農業シミュレーションゲーム
このように先行事例には「長期的」か「要外出」を前提とし、同時に利益があまりないというのが現状にあります。
そこで、その挙げた二つのネックを解消して、わかりやすく「無料の野菜」という利益を提示しているという大きな違いがあります。

サービス対象はどんな人・組織ですか?そこに対する宣伝・営業・販売方法について教えてください。

まず社会課題の解決になるものであること、またクエストが広告になっている営利目的であることを掲げてユーザーを集めます。
農家さんに対しては社会課題についてと廃棄野菜の利益化を説明。
企業に対しては、テレビCMなどの受動的広告に対して、手を動かして考える受動的広告の有用性について、その企業の製品が「社会に正しく理解されることのメリット」とともに説明することによって、広告の出稿をお願いします。

このビジネスプランで起業する場合の課題は何だと考えますか?

考えられる課題は以下の三つ。
1. 農家さんの理解が得られない可能性
2. 企業広告を得るには信頼がない
3. 運営する場合の人員・知識不足
総じて、社会的に信頼ある運営団体の協力が必要であること、また運営に際しての経営方法の案が明確ではない点が課題としてあります。
実績のある企業の協力、信頼ある公営団体などの後援によって解決すると考えられます。