アイデア部門

人と地域をつなぐ?!次世代の地域発信型旅アプリ

チーム名
まち旅デザイン室
高専名
北九州高専
このプランのビジネスプラン概要
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このアイデアで解決したい課題は何ですか?

日本各地にはまだ知られていない多くの魅力があります。その背景には、少子高齢化による過疎地域の増加や若者の都市部への流出が挙げられます。しかし、発信の場が少なく観光地の魅力が十分に伝わっていません。名所等の発信により魅力を知ってもらうことで地域の活性化になると考えています。そこで、匿名で魅力を投稿でき、AI による旅プラン機能を組み合わせ、誰もが魅力を発見できるアプリを作りたいと考えています。

その課題の解決のために、今までに調べたこと・実行したことを教えてください。

中学生の頃、地域の魅力を調べて過疎化の改善策を発表した経験から、地方の活性化に興味を持ちました。そこから町おこしの成功例や失敗例を調べ、地域が抱える課題や魅力の伝え方について学んできました。現在はその学びを生かし、住民が匿名で地元の魅力を投稿できる旅アプリの開発を進めています。AI が旅行者の希望や時間に合わせて最適なプランを提案することで、地域の魅力発信と観光促進の両立を目指します。

このアイデアで提供する製品・サービスは何ですか?

私たちが開発するのは、地域の魅力を住民自身が発信し、AI が旅行者に最適な旅プランを提案する「地域発信型旅アプリ」です。ユーザーは自分の地元を登録し、匿名でおすすめスポットや体験を投稿できます。AI は投稿内容を分析し、旅行者の興味や滞在時間に合わせた複数の旅プランを自動で提案します。さらに、訪れた観光地に応じて、都道府県スタンプを獲得でき、楽しみながら地域を巡る体験を提供します。

その製品・サービスは、例えば「誰が」「どこで」「どのように」提供するものですか?

このサービスは、地域住民や観光協会など、地元をよく知る人々が主体となって情報を発信します。提供の場はウェブサイトおよびスマートフォンアプリで、誰でも手軽に利用できるように設計します。ユーザーは GPS 機能を活用して現在地周辺のおすすめスポットを検索することができます。これによって、地域の魅力がリアルタイムで共有され、旅行者と地元の人がつながる仕組みを実現します。

提供する製品・サービスのユーザーはどんな人・どんな組織ですか?ユーザーの具体像(年齢・性別・家庭環境・趣味・仕事等)を考えて教えてください

このアプリのユーザーは、旅行や地域探索に関心のある幅広い世代の人々です。年齢や性別を問わず、家族旅行や友人同士の旅行、ひとり旅を楽しむ人が対象です。旅行や散策が趣味で、地域の隠れた魅力を発見したい、効率的に観光プランを立てたいと考える旅好きの人々が中心となります。また、観光協会や地域団体も情報発信者として参加することで、地域活性化にも貢献します。

提供する製品・サービスの一番のウリは何ですか?

このアプリの一番のウリは、ユーザー自身が地域の魅力を発信できる点と、AI 機能により旅行初心者でも簡単に最適な旅プランを作れる点です。また、地元の住民や観光協会が情報を提供することで、町おこしや地域活性化の広報の場としても活用できます。発信者と旅行者が双方向でつながることで、地域の魅力を効率的に伝え、より多くの人に楽しんでもらえるサービスです。

全体を振り返って、このアイデアを思いついた背景と課題解決に向けた思いを教えてください

福岡県は福岡市に一極集中しており、観光客も定番スポットに集中しています。私自身も観光では有名な場所しか訪れたことがありません。また、地元の名物菓子が他地域のものと誤って認識されることも多く、地元の魅力を発信する機会が限られています。そこで地域住民だけが知る魅力を発信できるアプリを開発することで、旅行者が新たな発見ができるだけでなく地域の活性化にもつなげられると考え、このアイデアに取り組みました。